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アメリカで銀行口座を開設する

アメリカに引っ越してきたばかりの方や留学、赴任で滞在する方にとって、銀行口座の開設は重要なステップです。
ここでは、社会保障番号(SSN)をまだ取得していない状態でのアメリカでの銀行口座開設方法を解説します。

アメリカで銀行口座を開設するメリット

  • 家賃や公共料金の支払い
  • 給与の直接振込
  • 現地でのキャッシュレス決済(デビットカードやクレジットカード)
  • 海外送金の受け取りや送金
  • デビットカードの作成
  • ATMでの現金引き出し
  • 日本の銀行と比較して金利が高い

などがあります。長期で生活するためには必須ですよね!

銀行口座の種類

アメリカの口座は大きくcheckingとsavingという二つの種類に分けられます。

Checking account(チェッキング・アカウント)

日本の普通口座に相当します。
一般的に、家賃や公共料金、クレジットカードに支払いに使われます。

Saving account(セービング・アカウント)

貯金をするための口座です。
Checkingには利子がほとんどないですが、こちらは利子が付きます。
ただしCheckingと比べてATMの引き出し回数の制限などがあります。

その他の口座

日本の定期預金にあたる、CDやMoney Marketといった口座もあります。

渡米直後にまず開くのは、家賃などに使うChecking account(チェッキング・アカウント)ですね!

銀行の種類と選び方

アメリカの銀行の種類

  • ナショナルバンク
  • 地域銀行
  • オンラインバンク
  • クレジットユニオン

などがあります。
ナショナルバンクには、アメリカの4大銀行であるChase、Bank of America、Wells Fargo、City Bankがあります。
住む地域や周りの支店などの状況にもよりますが、最初に口座を開くのはこの4大銀行のいずれかが無難です。

銀行の選び方

銀行を選ぶポイントを以下に書いておきますね。

  • 支店・ATMの数とアクセス
  • 口座維持手数料(無料条件の有無)
  • アプリ・オンラインバンキングの使いやすさ
  • 新規口座開設時の特典

注意しなければならないのは、銀行によって口座維持手数料がある、ということです。

例えばChaseの場合

  • ネットワークを通じて500ドル以上の入金がある。
  • 口座に1500ドル以上の残高がある。
  • 口座とリンクしているChaseの他の口座と合わせて5000ドル以上の平均残高がある。

のいずれかが条件になります。
この条件を満たさない場合、12ドルの口座維持手数料がかかります。

そしてアメリカ特有なのが、Checking accountの開設でウェルカムボーナスが手に入るというところです。

2024年12月現在、上記の4大銀行ではいずれも、条件を満たせばChecking accountの開設で300ドルのボーナスがもらえちゃいます。びっくりですよね!
銀行によって条件が違う(開設後の入金額など)ので、確認しておきましょう!

ひとつ注意しなければならないのは、SSNがない状態でこれらのボーナスが適用されるかどうかは交渉次第なので、予め準備して開設の際に窓口で交渉しましょう


 
イーゴ
下のリンクはボクの紹介リンクだよ。ここからChaseの口座を開設すると300ドルのボーナスがもらえるので、良かったら使ってね!

口座開設の流れ

口座開設は直接銀行で開設する方法とオンラインで開設する方法があります。
渡米直後はSSNを取得するまでにある程度の時間がかかるので、ここではSSNを取得していない前提で説明します。
SSN取得後はオンラインで簡単に口座開設できます!

銀行を予約する

銀行に直接行って口座を開設したいと伝えても開設できますが、かなり時間がかかります。
開設したい銀行のホームページから予約ができるので、日時を指定して予約しましょう。

Bank of Americaの場合、「Schedule an Appointment」をクリックして、「Open a new account」から予約できます。

必要書類

  • パスポート
  • ビザ
  • 現住所の証明書(リース契約書、公共料金の請求書など)
  • 初回入金費用
  • SSN(取得している場合)

SSNなしでも口座開設はできますが、SSN取得後は再度アポイントを取って、SSNの番号を登録しに行きましょう。

補足

口座開設のときにもうひとつ行っていた方がいいのはジョイントアカウントの作成です。

これは何かというと、作成した口座を配偶者との共同口座にする、というものです。
メリットとしては口座の資金などを共有できるという点もありますが、共同口座を作ることによって、配偶者の住所証明となる書類を作成できる、という点が大きいです。
この書類は配偶者が免許を取得する際に役立ちます。

車の運転免許所を取得する場合、住所を証明する書類が2つ必要となることがあります。
配偶者が働いていなかったりSSNを持っていない場合、アパートの契約書以外にこの書類を準備できない可能性があります。
ジョイントアカウントを作成することで、住所を証明する書類も作成し、免許の取得に備えておきましょう。

まとめ

銀行や口座の種類、開設までの流れや必要書類を解説しました。

アメリカに特有の銀行の特徴があるので、これらをうまく利用しましょう。

条件が銀行によって違うので、予め確認しておきましょう。

ジョイントカウントの作成もお忘れなく!

みなさんがスムーズに開設してボーナスがもらえますように!

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