Telloは、毎月プランを変更可能、無料通話・通信データ容量を繰り越せる、日本への国際電話が無料などのメリットがあり、使い勝手もコスパも良いキャリアです。
Telloについては、以前の「アメリカで携帯電話を契約する方法」という記事で取り上げていますので、詳しくは過去の記事をご参照下さい。
アメリカで生活を始めるにあたり、携帯電話の契約は重要なステップです。渡米前に携帯電話はどうしようかな、このまま日本の契約でいこうかな、アメリカではどうやって契約すればいいのかな、と思う方も少なくないと思います。今回は、携帯電話に関[…]
様々なメリットから「他のキャリアからTelloに切り替えようかな」「Telloに現在の電話番号を移行できるかな?」と思っている方もいらっしゃると思います。
私自身、Mint Mobileの12か月プランが安かったので、最初はMint Mobileを使用していました。
しかし、12か月の長期プランが足かせになるため、Telloに切り替え、電話番号も移行しました。
今回は、他のキャリア(特にMint Mobile)からTelloに切り替え、電話番号を移行する方法について解説します。
手順の概要
他のキャリアからTelloへの切り替えは以下の手順になります。
- Mint Mobile(変更前のキャリア)からAccount NumberとPINを手に入れる。
- Telloのアカウントを作成する。
- Telloのプランを選択し、契約する。
- Telloのアクティベートを行う。
- Port-in(電話番号の移行)を行う。
- 最終手順を行う。
ひとつずつ見ていきましょう!
Account NumberとPINを手に入れる
各SIMにはAccount NumberとPINが割り当てられています。
Account Numberとは契約者のアカウントを識別するための番号で、PINは本人確認のために使われる暗証番号です。
いずれも携帯電話番号移行には必須です。
どのキャリアでも依頼すればこれらの番号は入手可能ですが、今回はMint Mobileでの取得方法を解説します。

まず携帯のMinb Mobileアプリを開き、「Support」を選択します。
やる気のなさそうななFoxBotが出てきますが、Chatを開始します。
「Account Number」と入力すればFoxBotとのChatが開始されますが、このFoxBotのチャットを続けても意味がないので、人間のカスタマーサービスにコネクトしてもらいます。
ここで、「Port-outする(携帯電話番号を外に出す)ためにAccount NumberとPINが欲しい」と入力します。
すると、名前と携帯電話番号が要求されるので入力します。
次にワンタイムパスワードが携帯に送られてくるので、Chat上に入力します。

すぐにAccount NumberとPINが上の写真のように与えられるので、メモするかスクリーンショットを撮っておきます。
このChatは一度出てしまうと後から確認できないので、忘れずにメモしましょう!
Telloのアカウントを作成する
次にTelloのアカウントを作成するのですが、作成の前に少しお得な情報を付け加えます。
- RakutenをActivateする
- 紹介コードを使用する
この2つを使えば、契約するにあたりキャッシュバックを獲得することができます。
まずRakutenについては以前の記事で解説しているので、こちらを参照して下さい。
特にGoogle拡張機能は非常に便利なので試してみて下さい。
時期にもよってキャッシュバック率は変わりますが、多いときは契約料金の10%程度キャッシュバックされることもあります。
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また紹介コードを使用すれば、契約した際に10ドルキャッシュバックされます。
使わない手はないと思うので、是非使って下さい。
紹介コードをお持ちでない方は、こちらを使用して下さい。
上記の紹介コードから名前、メールアドレス、パスワードなどを入力してアカウントを作成します。
Telloのプランを選択し、契約する
Telloの契約方法についても、以前の「アメリカで携帯電話を契約する方法」という記事で解説しているので参照して下さい。
通信料と無料通話時間をそれぞれ選択し、月額料金を確認します。
ここでSIMかeSIMを選択しますが、この後の手順はほぼ同じです(ただし、SIMの場合は受け取りまでに時間がかかります)。
eSIMが使えるかどうかはIMEIを入力して確認します。
IMEIの確認方法は、電話発信のダイヤル画面で「*#06#」と入力すれば確認できます。
次に住所や支払い情報などを入力します。
クーポンコードを入力するとこもありますが、ウェブで調べて見つけたクーポンコードを使用してみたら、さらに2ドルの割引も受けることが出来ました。
支払いを行えばこのステップは完了です!
Telloのアクティベートを行う
支払いが完了したら、アクティベートへ移ります。

「My SIM」をクリックし、上記の画面に移ります。
ここのMy numberというのは、Telloから割り当てられた電話番号です。
この番号を使う場合はアクティベートのみで問題ありません。
前のキャリアの電話番号を使用したい場合は、この後解説するPort-inを行う必要があります。
QRコードが提示されるので、携帯でスキャンします。
自動的にアクティベートのページに移るので、クリックするだけでアクティベートは完了です。
Port-in(電話番号の移行)を行う
Telloのアクティベートが確認できたら、電話番号の移行を行います。

「Porting」をクリックして上記の画面に移ります。
ここで前のキャリアの電話番号を入力し、移行できるかどうかを確認します。
🚨以下の場合、Telloに番号移行できないこともあります🚨
- 番号がTello(T-Mobile)の対応エリア外
- 番号がロックされている(Google Voiceなど)
- 入力情報の不一致
- 番号が無効または非アクティブ
- 国際番号や非対応の番号
ここでAccount NumberやPIN、その他の情報を入力すれば完了です。
最終手順を行う
Port-in完了後、下記のように電話番号を移行できたというメールがきます。

このメールには、「最終手順として携帯電話を再起動し、留守番電話の設定をセットアップし、最後に前のキャリアのSIMして下さい」と記載されています。
留守番電話の設定についてはホームページにも記載がありますが、電話アプリで「1」の長押しで発信します。
発信後、ガイダンスが流れるのでパスワード登録、名前やメッセージの録音などを行います。
困ったら
問題がある場合、カスタマーサービスへ連絡する必要がありますが、どこへ連絡すればいいのか最初は見つけづらいと思います。

ホームページの下部の「Support>Contact」をクリックすれば、Contact Pageへ移行します。
ここに記載されている電話またはメールで連絡を取ります。
まとめ
他の携帯キャリア、特に今回はMint MobileからTelloへ切り替え、電話番号を移行する方法について解説しました。
Telloは非常に使い勝手もコスパの良いキャリアなので、移行を考えても良いかもしれません。
移行前にeSIM対応なのか、電話番号が移行可能かなどは確認しておきましょう!
この記事がみなさんの生活に役立てば幸いです!